Smart化を推進するためのICT講座
PROGRAM
プログラム概要
よく、スマート農業、スマートシティ、スマートコンストラクションなどスマート○○という言葉を見かけることがあると思います。スマート化[*]になくてはならないのが情報通信技術(ICT)です。本プログラムでは、センシング、IoT、ネットワーク、セキュリティ、音声インターフェース、データ分析・推論、情報サービスの設計と実装について学び、高度情報化社会で必須となるICT に関する知識を幅広く身につけることができます。
[*] デジタル技術を活用してシステムの効率化や最適化を図り、業務を賢くこなして利便性を高めること。
開催日程
- 受講日
- 第2・第4木曜日 19:00〜21:00
- 会場
- NINNO3会議室RoomF
- 定員
- 30名
- 開催期間
- 2025年10月9日(木)〜2026年3月12日(木)
- 参加費
- 55,000円(税込)
こんな人に受講をオススメします
- スマート化に興味をもち、その基盤となる情報通信技術(ICT)について学びたい、あるいは学び直したい方
- ICTに関する学習後、グループワークにより「スマート〇〇」について議論し、理解を深めると共に、講師や受講者と関係構築したい方
受講前の段階において受講者に求められるスキルレベル・前提条件
- 20代、30代の若手・中堅の会社員・公務員等。学生時代に「情報」を専門として学んでいない方も歓迎します。
プログラム過程
第1回(10/9(木)):スマート○○への入り口
山﨑先生
第2回(10/23(木)):RFID技術と識別情報を活用した応用事例の紹介
石井先生
第3回(11/27(木)):電波を用いたセンシング技術 ~身近な事例から人工衛星まで~
山田先生
第4回(12/11(木)):ホームネットワークとIoTの実習(1)
中野先生・宮北先生
第5回(12/25(木)):ホームネットワークとIoTの実習(2)
中野先生・宮北先生
第6回(1/8(木)):音声操作の実例としてのAmazon Alexa
萩原先生
第7回(1/22(木)):頑強な深層学習を用いた収集データの分析及び推論
余先生
第8回(2/12(木)):ICTと親和する情報サービスの設計・デザインと実装
今村先生
第9回(2/26(木)):受講者が考えるスマート〇〇①〔NIINO ACCADEMIA等との共同実施〕
第10回(3/12(木)):受講者が考えるスマート〇〇②〔NIINO ACCADEMIA等との共同実施〕
講師プロフィール

大河 正志 先生
新潟大学工学部知能情報システムプログラム 教授
大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士後期課程修了後、新潟大学工学部助手を経て、2004年4月より現職。光波利用センシング、光導波型デバイス等の開発に従事する他、IoTにも興味をもち、さらに機械学習の応用として、表色系変換型測色計の開発にも従事している。

山崎 達也 先生
新潟大学工学部 自然科学系 情報電子工学系列 教授
新潟大学ビッグデータアクティベーション研究センター センター長
新潟大学大学院工学研究科修士課程修了、郵政省通信総合研究所(現、国立研究開発法人情報通信研究機構)で20数年情報通信に関わる研究開発に従事後、新潟大学大学院自然科学研究科、工学部を経て現職。

山田 寛喜 先生
新潟大学工学部工学科 知能情報システムプログラム 教授
北海道大学大学院工学研究科電子工学専攻にて工学博士を取得後、1993年より新潟大学工学部助手に着任、講師、助教授、准教授を経て、現在に至る。この間、NASAジェット推進研究所・客員研究員(2000-2001年)、放送大学新潟学習センター・ 客員助教授(2001-2004年)、また国際電気通信基礎研究所(ATR)・ 客員研究員(2001-2008年)を兼務。電波工学、信号処理を基礎として、高分解能レーダ、マイクロ波リモートセンシングである合成開口レーダ画像処理を軸に様々なレーダ信号処理手法の開発を行っています。

石井 望 先生
新潟大学工学部知能情報システムプログラム 准教授
北海道大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了、北海道大学大学院工学研究科電子情報工学専攻助手を経て、1998年より現職。博士(工学)(北海道大学)。
専門分野は、アンテナ工学、電磁環境工学で、特に小形アンテナ測定、液剤中アンテナ利得較正、水中アンテナ利用に関する研究に従事している。

中野 敬介 先生
新潟大学 自然科学系 情報電子工学系列 教授
(兼任)大学院自然科学研究科 電気情報工学専攻 教授
(兼任)工学部工学科知能情報システムプログラム 教授
1994年新潟大学大学院博士課程修了。博士(工学)。現在、新潟大学教授(大学院自然科学研究科、工学部)。ネットワーク工学、移動情報ネットワークに関する研究に従事。The Best Paper Award of IEEE ICNNSP'95、電子情報通信学会論文賞(1997年)受賞。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員(1999年-2000年)。
電子情報通信学会CAS研究専門委員会委員長、ICTSSL研究専門委員会委員長、Editor, Wireless Networks等を歴任。
電子情報通信学会フェロー、情報処理学会、日本シミュレーション学会、IEEE、ACM各会員。

宮北 和之 先生
新潟大学工学部 知能情報システムプログラム 准教授
新潟大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了後、新潟大学大学院自然科学研究科助教、新潟大学情報基盤センター助教、新潟国際情報大学講師を経て、2023年より現職。

萩原 威志 先生
新潟大学工学部知能情報システムプログラム 助教
富山県出身。東京工業大学大学院理工学研究科情報工学専攻にて博士(工学)を取得後、新潟大学工学部情報工学科助手を経て現在に至る。専門分野はソフトウェア工学であるが、サーバーシステム構築からネットワークまで計算機システムに関わることであれば幅広く扱っている。

余 俊 先生
新潟大学工学部 知能情報システムプログラム 助教
九州大学大学院芸術工学府芸術工学専攻にて博士(工学)を取得後、JSPS特別研究員を経て現職。「ソフトコンピューティング」と「深層学習」をキーワードとして、安全な人工知能を実現する最先端の研究開発を中心に,実応用に耐える知的技術の確立に邁進しています。特に、モデルの脆弱性の自動検出、脆弱性の改善、軽量化モデルの設計に取り組んでいます。また、様々な分野の研究者と協働し、AIと感情・論理など、多岐にわたる社会課題を解決することを目指しています。

今村 孝 先生
新潟大学工学部 知能情報システムプログラム 准教授
豊橋技術科学大学大学院工学研究科電子・情報工学専攻にて博士(工学)を取得後、フランス・パリ13大学情報伝送処理研究所 客員研究員、豊橋技術科学大学産学官連携研究員、岐阜工業高等専門学校非常勤講師、豊橋技術科学大学工学部を経て、2014年より現職。
機構学、制御工学、計測工学を基礎として、自動車運転やスポーツ、生活行動などの運動・行動・技能の計測とモデリングによる各種支援技術の構築、ならびに、ロボット工学を核とする芸術・教育等の分野融合・統合化研究を行っています。
DIYや料理を含むものづくり全般を趣味としながら、プログラミング教育・支援に関するボランティア活動を行っています。
その他、開催プログラム一覧
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DX認定取得向けプログラム
本セミナーでは、DXの一歩目/経済産業省の「DX認定制度」取得を目指す企業向けに、申請のポイントや審査でよくある指摘事項への対応策を解説します。
セミナー内で貴社の情報を入力いただき、DX認定制度取得に必要な一歩目であるフォーマットを、貴社にカスタマイズしご提供します。受講日:2025年12月17日(水)定員:10社参加費:330,000円(税込)/1社 -
データ利活用のためのAI入門講座
AI技術はビジネスでも必要なツールとなってきました。本講座では、生成系AIではなく、その大元の基盤技術である「機械学習」のリスキリングを学ぶものです。この講座では、機械学習の導入、画像・自然言語における機械学習モデル構築、NVIDIA Jetson(実機)へのモデル実装やセンサ・アクチュエータ制御、クラウド上のWebアプリケーション化について、ハンズオン形式のプログラムを提供します。
受講日:第1・第3木曜日 19:00〜21:00定員:30名開催期間:2025年10月16日(木)〜2026年3月5日(木)参加費:55,000円(税込) -
AIマスターコース
AI はもはや選択肢ではありません。学生、仕事、そして日常生活において不可欠です。 このコースでは、テキスト、マーケティング、画像、動画、音声などの様々なAIの使い方を学ぶだけでなく、プロンプトを正しく書くためのすべてのルールとコツ、著作権問題への注意点も学び、現在日本のどの企業も教えることができないリアルタイムの実例をご覧いただけます。 履歴書を変革し、収入を倍増させ、日常を簡素化してより良いワークライフバランスを実現するツールをマスターしてください。すべて楽しく学びながら。この機会をお見逃しなく!
受講日:2025年10月 土曜13:00〜14:30定員:30名開催期間:2025年10月4日(土)〜2025年10月25日(土)参加費:参加費 各回13,750円(税込) -
顧客第一視点を育む「はじめてのデザイン思考(基礎編、応用編)」
変化が激しく、正解のない時代と言われる現代。そんな今だからこそ求められるのは、「人の課題に寄り添い、創造的に解決していく力」だと考えます。その鍵となるのが「デザイン思考」というアプローチです。
デザイン思考は、
・ユーザーのニーズを第一に考えること
・小さく試し、改善を重ねながら良いものに近づけていくこと
・多様な視点を持つ人たちがフラットに意見を出し合える環境を作り、それぞれの創造性を引き出すこと
を大切にしながら、新しい価値を生み出していく考え方です。
本講座は、そんなデザイン思考に初めて触れる方に向けた入門プログラムです。
基礎編では、デザイン思考の基本的な考え方や代表的なフレームワークを学びながら、「発散と収束」という思考のプロセスをワークショップ形式で体験します。
応用編では、ユーザー像を具体的に描く「ペルソナ」や、ユーザーの体験の流れを可視化する「カスタマージャーニーマップ」などを用いて、より実践的にデザイン思考を身につけていきます。受講日:2025年10月8日(水)、2025年10月22日(水) 19:00〜21:00定員:20名(最少催行人数:5名)参加費:1回あたり8,800円(税込) -
InnoLaboNIIGATA
新しい技術やビジネスアイディアを持つ「スタートアップ」と長年地域を支えてきた「新潟県内の中核企業」の事業共創の場を作り、地域にイノベーションを創出することを目的としたプログラムです。月1回の定例会(スタートアップピッチ&交流イベント)では、県内外のスタートアップが県内企業(地域パートナー企業)の課題解決に向けた提案型ピッチを行います。対面形式での実施により、県内企業同士の交流も深まります。
定員:40名開催期間:2025年5月28日(水) ・2025年6月25日(水) ・2025年7月24日(水)参加費:無料